映画「まる」 安易に解決しない地味丁寧な映画
映画「まる」を観ました。
あらすじ
ある日、彼は通勤途中の雨の坂道で自転車事故に遭い、右腕にケガをしたために職を失ってしまう。部屋に帰ると、床には1匹の蟻がいた。その蟻に導かれるように描いた○(まる)が知らぬ間にSNSで拡散され、彼は正体不明のアーティスト「さわだ」として一躍有名人に。社会現象を巻き起こして誰もが知る存在となる「さわだ」だったが、徐々に○にとらわれ始め……。
比較的ありがちな巻き込まれ型自分探しストーリーです。
元々、どういう風に仕掛けてきたのか、その背景を期待して映画を見に行ったのですが、安易な結論を出さなかったのは、映画に含みを持たせてくれてよかったです。
地味だけど、丁寧なつくりでなかなかいいです。
邦画「まる」 2024年
評価:★★
監督・脚本:荻上直子
配給:アスミック・エース
出演:
沢田:堂本剛
横山:綾野剛
矢島:吉岡里帆
モー:森崎ウィン
田中:戸塚純貴
吉村おいでやす:小田
アパートの大家:濱田マリ
先生:柄本明
土屋:早乙女太一
古道具屋の店主:片桐はいり
秋元洋治:吉田鋼太郎
若草萌子:小林聡美
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません