映画「ロストケア」 介護地獄問題と命

映画「ロストケア」を映画館で観ました。
あらすじ
ある早朝、民家で老人と訪問介護センター所長の死体が発見された。死んだ所長が勤める介護センターの介護士・斯波宗典が犯人として浮上するが、彼は介護家族からも慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は、斯波が働く介護センターで老人の死亡率が異様に高いことを突き止める。取調室で斯波は多くの老人の命を奪ったことを認めるが、自分がした行為は「殺人」ではなく「救い」であると主張。大友は事件の真相に迫る中で、心を激しく揺さぶられる。
とある事件で発覚する優秀な介護士による連続殺人の話です。
サスペンス的な要素はほとんどなく、観ている側に介護地獄と尊厳死的殺人の是非について問うてくる内容でした。
長澤まさみと松山ケンイチの演技も見事でした。
邦画「ロストケア」 2023年
評価:★★
監督:前田哲
小説原作:葉真中顕
脚本:龍居由佳里、前田哲
配給:東京テアトル、日活
主題歌:森山直太朗「さもありなん」
出演:
斯波宗典:松山ケンイチ
大友秀美:長澤まさみ
椎名幸太:鈴鹿央士
羽村洋子:坂井真紀
梅田美絵:戸田菜穂
猪口真理子:峯村リエ
足立由紀:加藤菜津
春山登:やす
柊誠一郎:岩谷健司
団元晴:井上肇
川内タエ:綾戸智恵
登保:志梶原善
大友加代:藤田弓子
斯波正作:柄本明







ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません