映画「ゼイラム」 雨宮慶太は雨宮慶太のままだった

映画「ゼイラム」をAmazon Primeで観ました。
あらすじ
宇宙の彼方で殺戮と破壊の限りを尽くした無敵の凶悪犯“ゼイラム”を追い地球にやってきた美しき女捜索者“イリア”。彼女はゾーンと呼ばれる偽者の街で、奴を迎え討つ。だが、ひょんなことから二人の地球人がその密閉空間に巻き込まれてしまった。
学生のときにカルト的なムービーとして噂には聞いていたのですが、当時は映画に詳しくなく「鉄男」と同列の認識でした。
最近、Youtubeで最低野郎のSF世界という映画紹介動画を見て懐かしくなり、ちょうどAmazon Primeでやっていたので観ました。
「鉄男」と違って、ちゃんと映画になっており(そりゃ上映された映画ですからね)、雨宮慶太の存在感を感じました。
ヒロインの動きにややぎこちなさがあるものの、世界観などうまくできてます。
そして、和風テイストを盛り込んだ敵の造形は見事です。
けれど「雨宮慶太は雨宮慶太のままだった」という言葉は、牙狼シリーズなどをみたりすると名言なんだなと思います。映画という広いジャンルに進出することを期待できたものの、特撮物のややマニアックな方面に行ってしまったようで。
映画に限らず、1作目が一番良かったなんて話はよくあること、なのかもしれません。
邦画「ゼイラム」 1991年
評価:★★
監督・脚本:雨宮慶太
小説原作:松本肇
アニメ制作:
主題歌:
声の出演:
森山祐子:イリア
井田州彦:鉄平
螢雪次朗:神谷
半田雅和:ボブの声