映画「罪の声」 グリコ森永事件をモデルとした小説の映画化

2025年7月5日

映画「罪の声」を劇場で観ました。

あらすじ

30年以上前の事件の真相を求めて、残された証拠をもとに取材を重ねる日々を送っていた。その事件では犯行グループが脅迫テープに3人の子どもの声を使用しており、阿久津はそのことがどうしても気になっていた。一方、京都でテーラーを営む曽根俊也は、父の遺品の中にカセットテープを見つける。なんとなく気になりテープを再生してみると、幼いころの自分の声が聞こえてくる。そしてその声は、30年以上前に複数の企業を脅迫して日本中を震撼させた、昭和最大の未解決人で犯行グループが使用した脅迫テープの声と同じものだった。

グリコ森永事件をベースとした、犯罪にかかわった少年少女のその後を追うようなストーリーです。
星野源がとてもいい感じで演じています。

全体的に力作なんですが、小説でヒットした作品なんだなと映画を見ていて感じました。
それと、小栗旬が演じる阿久津のキャラクタも、ひょっとしたらもっといい設定があったのかもしれません。

社会派の映画を見たい方にはお勧めですが、佳作止まりの感が否めない気もします。

邦画「罪の声」 2020年

評価:★★
監督:土井裕泰
小説原作:塩田武士
脚本:野木亜紀子
配給:東宝
主題歌:Uru「振り子」
出演:
阿久津英士:小栗旬
曽根俊也:星野源
水島洋介:松重豊
鳥居雅夫:古舘寛治
生島総一郎:宇野祥平
生島千代子:篠原ゆき子
生島望:原菜乃華
生島秀樹:阿部亮平
曽根光雄:尾上寛之
若き日の達雄:川口覚
若き日の真由美:阿部純子
須藤みち:正司照枝
曽根亜美:市川実日子
河村和信:火野正平
曽根達雄:宇崎竜童
曽根真由美:梶芽衣子
水澤紳吾
山口祥行
堀内正美
木場勝己
橋本じゅん
桜木健一
浅茅陽子
高田聖子
佐藤蛾次郎
佐川満男
宮下順子
塩見三省
沼田爆
岡本麗
若葉竜也
須藤理彩