映画「AI崩壊」 技術的な表現が「いかにも」止まりで残念

2025年6月13日

映画チラシ:AI崩壊/入江悠

映画「AI崩壊」を劇場で観ました。

あらすじ

2030年、天才科学者の桐生浩介が亡き妻のために開発した医療AI「のぞみ」は、年齢、年収、家族構成、病歴、犯罪歴といった全国民の個人情報と健康を管理していた。いまや社会インフラとして欠かせない存在となった「のぞみ」だったが、ある時突然、暴走を開始。AIが生きる価値のない人間を選別して殺戮するという、恐るべき事態が巻き起こる。警察庁の天才捜査官・桜庭は、AIを暴走させたのは開発者である桐生と断定。身に覚えのない桐生は逃亡を開始する。

サスペンスとしてはなかなかなのですが、AIの表現とかがいかにも「らしい」表現に頼っているのが気になります。

まず、この映画は2030年という舞台設定です。
ある程度、技術の進歩した世界であることは予想できるのですが、どの程度の技術なのかを最初のうちに伝えておかないと、結局、未来技術でいろいろな設定をすっとばしているということになりかねません。

最初のパニックの導入部までで、さりげなくこの舞台設定の技術を伝えてほしいなと思います。
特に警察側について。

逃走劇が始まるとあらゆるカメラが監視用に使われて警察側に情報が行き、どこに逃げても追われるという状態が、如何にも「らしい」という感じです。

作り手が技術的なことは詳しくないんだな、というのが伝わってきます。

邦画「AI崩壊」 2020年

評価:★★
監督・脚本:入江悠
配給:ワーナー・ブラザース
主題歌:AI「僕らを待つ場所」
出演:
桐生浩介:大沢たかお
西村悟:賀来賢人
奥瀬久未:広瀬アリス
桜庭誠:岩田剛典
望月剣:高嶋政宏
林原舞花:芦名星
飯田眞子:玉城ティナ
田中英子:余貴美子
桐生望:松嶋菜々子
合田京一:三浦友和
桐生心:田牧そら
野間口徹、マギー、黒田大輔、酒向芳、毎熊克哉、MEGUMI、坂田聡、芦那すみれ、螢雪次朗、荻野友里、川瀬陽太