映画「ナミヤ雑貨店の奇跡」 期待とちょっと違った…

映画「ナミヤ雑貨店の奇跡」観ました。
ヒットメーカー東野圭吾原作小説の映画化です。
あらすじ
2012年。養護施設出身の敦也は、幼なじみの翔太や幸平と悪事を働いて1軒の廃屋に逃げ込む。そこは、かつて町の人々から悩み相談を受けていた「ナミヤ雑貨店」だった。現在はもう廃業しているはずの店内で一夜を過ごすことに決める3人だったが、深夜、シャッターの郵便受けに何かが投げ込まれたことに気づく。投げ込まれていたのは1980年に書かれた悩み相談の手紙で、敦也たちは戸惑いながらも、当時の店主・浪矢雄治に代わって返事を書くことに。やがて、この雑貨店と浪矢の意外な秘密が明らかになり……。
とある不良グループがある雑貨店の空き家を根城にします。
ところがその雑貨店のオーナーは、悩み投書の受付をしていたらしく、そのシャッター郵便受けに悩み相談が投書されます。
それに興味を持ったメンバーが返信を書いてみるというところから物語が始まります。
この辺のシークエンスが見事で、地味すぎて興味が持てるかどうか不安だったところから、一気に興味がわいてきました。
このまま、この不良グループが悩み投書に答え続けるストーリーだったらよかったのですが、なまじ奇跡などと謳っているために、時空を超えて店主が女性主人公とやり取りしているようなエピソードが挟まれてしまいます。
うーん、原作があるとはいえ、残念です。
邦画「ナミヤ雑貨店の奇跡」 2017年
評価:★★
監督:廣木隆一
小説原作:東野圭吾
脚本:斉藤ひろし
配給:松竹
主題歌:門脇麦「REBORN」
出演:
敦也:山田涼介
小林翔太:村上虹郎
幸平:寛一郎
皆月暁子:成海璃子
セリ:門脇麦
松岡克郎:林遣都
セリ(少女時代):鈴木梨央
映子:山下リオ
刈谷:手塚とおる
皆月良和:PANTA
浪矢貴之:萩原聖人
松岡健夫:小林薫
田村秀代:吉行和子
田村晴美:尾野真千子
浪矢雄治:西田敏行