映画「新聞記者」 内部告発文書とスクープ

2025年5月28日

映画「新聞記者」を観ました。

あらすじ

東都新聞の記者・吉岡エリカのもとに、医療系大学新設計画に関する極秘情報が匿名FAXで届く。日本人の父と韓国人の母のもとアメリカで育ち、強い思いを秘めて日本の新聞社で働く彼女は、真相を突き止めるべく調査に乗り出す。一方、内閣情報調査室の官僚・杉原は、現政権に不都合なニュースをコントロールする任務に葛藤していた。そんなある日、杉原は尊敬するかつての上司・神崎と久々に再会するが、神崎はその数日後に投身自殺をしてしまう。真実に迫ろうともがく吉岡と、政権の暗部に気づき選択を迫られる杉原。そんな2人の人生が交差し、ある事実が明らかになる。

とある新聞社に送られてきた匿名の文書。
そこには経済特区に、とある研究を目的とした大学を建設する計画の書類だった。

女性新聞記者役だけ、韓国の人をキャスティングしたことがよくわからなかったです。
緊張感はさすがです。

といいたいのですが、それなりに衝撃のあるスクープなのですが、白日の下に明かすにはそこから先の内容が足りない感じです。

それゆえ、ちょっと新聞社の内輪ネタで終わっている感じがします。
この映画の売りは、森友学園・加計学園問題を思わせる映画というところなんでしょうけれど。

邦画「新聞記者」 2019年

評価:★★
監督:藤井道人
原案:望月衣塑子、河村光庸
脚本:詩森ろば、高石明彦、藤井道人
配給:スターサンズ、イオンエンターテイメント
出演:
吉岡:エリカシム・ウンギョン
杉原拓海:松坂桃李
杉原奈津美:本田翼
倉持大輔:岡山天音
関戸保:郭智博
河合真人:長田成哉
神崎千佳:宮野陽名
都築亮一:高橋努
神崎伸子:西田尚美
神崎俊尚:高橋和也
陣野和正:北村有起哉
多田智也:田中哲司
望月衣塑子
前川喜平
マーティン・ファクラー