映画「SP 革命編」  堤真一が主人公(ネタバレあり)

2024年7月8日

映画「SP 革命編」を観ました。
TV連続ドラマで人気を博した「SP」の映画版の後編です。

SP 野望編」でTVシリーズのダイジェスト+αを映画化し、映画「SP 革命編」の公開前日に「SP 革命前夜」を放送するパターンでした。

あらすじ

官房長官を狙ったテロ事件から2カ月。怪我も回復し通常業務に戻った井上(岡田)ら第4係のSPたちは、麻田内閣不信任案の採決が行われる国会議事堂での警備につく。一方、野望の実現に向けて動き出した尾形(堤真一)は、人生の全てを賭けた計画を実行に移そうとしていた。国会内の様子がテレビで生中継されるなか、テロリストたちが一斉に行動を開始する。

TVシリーズを見ていなかったけれど、「SP 野望編」「SP 革命前夜」を見て、一気に気になるようになりました。
革命をどのように描くのか…。

実際に映画を見た感想は、なかなか緊張感があり面白かったです。
ドラマを好きになった人にはいいでしょう。

でも、肝心の革命を描けたかを考えると、ちょっとがっかりです。
尾形(堤真一)は復讐のためだし、ほかの者は一泡吹かしてやろうというだけだし。

伊達議員(香川照幸)のひと波乱の着地点は、あれで満足だったのか…。

そして、ラスト。

井上(岡田)の能力がなくなり、普通の人としてやっていくと思いきや、能力発動。
続編を感じさせるものでした。

邦画「SP 革命編」 2011年

評価:★★★
監督:波多野貴文
脚本:金城一紀
配給:東宝
主題歌:V6「way of life」
出演:
井上薫:岡田准一
伊達國雄:香川照之
笹本絵里:真木よう子
山本隆文:松尾諭
石田光男:神尾佑
麻田雄三:山本圭
尾形総一郎:堤真一
田中一郎:野間口徹
室伏茂:春田純一
原川幸子:平田敦子
伊達の秘書:堀部圭亮
木内教永:古山憲太郎
梶山光彦:伊達暁
青池由香莉:入山法子
安斎誠:波岡一喜
滝川英治:平岳大
田辺晋一:螢雪次朗