実写映画「銀魂」 やり過ぎギャグ健在

実写映画「銀魂」を観ました。

ルパン三世をはじめ、多くの実写化映画が散々な出来であることが多いので、それほど期待していませんでした。
むしろ、見届けるくらいのつもりでいました。
事前に公開された配役も、菅田将暉の志村新八以外は、正直嫌な予感を感じずにはいられませんでした。

いきなり将軍様のかぶとむしから始まり、やり過ぎなパロディをふんだんに盛り込みながら展開していきます。
橋本環奈も意外にマッチしています。わざと太めにしているのでしょう。
そのためか、菜々緒が演じる2丁拳銃の女の魅力が残念な感じになっています。
この映画のMVと言ってもいいでしょう。
橋本環奈が子供にしか見えなかったのですが、認識を改めました。

個人的には、原作はあまり読んでおらずアニメもやり過ぎギャグのない銀魂はつまらないと思っていますが、この映画にはちゃんとその期待に応えてくれました。
銀魂のやり過ぎギャグが好きな人には、お勧めできる映画です。

逆に真面目な剣劇部分は今一つに感じ、また、菜々緒も残念な使い方だと思います。

邦画「銀魂」 2017年

監督:福田雄一  漫画原作:空知英秋
出演:
坂田銀時: 小栗旬
志村新八: 菅田将暉
神楽: 橋本環奈
志村妙: 長澤まさみ
桂小太郎: 岡田将生
平賀源外: ムロツヨシ
土方十四郎: 柳楽優弥
沖田総悟: 吉沢亮
近藤勲: 中村勘九郎
高杉晋助: 堂本剛
岡田似蔵: 新井浩文
武市変平太: 佐藤二朗
来島また子: 菜々緒
村田鉄矢: 安田顕
村田鉄子: 早見あかり