映画「TOKYO タクシー」 倍賞千恵子の存在感

2025年12月1日

映画「TOKYO タクシー」を劇場で観ました。

あらすじ

タクシー運転手の宇佐美浩二は、85歳の高野すみれを東京・柴又から神奈川の葉山にある高齢者施設まで送ることになった。すみれの「東京の見納めに、いくつか寄ってみたいところがある」という頼みを受けた宇佐美は、すみれの指示で各地へタクシーを走らせる。旅を共にするうち、次第に心を許したすみれから語られたのは、彼女の意外な過去だった。タクシーの運転手と客として偶然出会った2人の心、そして人生が大きく動き始める。

おばあさんを通じて東京周遊回顧物語が展開すると思ったら、壮絶なおばあさんの過去物語が始まります。

この映画の魅力は、やはりこのおばあさんのキャラクタの魅力です。
木村拓哉演じる主人公ともちょっとしたバディ感もいいです。

細かいことを言うと、物語の方向性が定まっていない気もします。
バディ感も、キャラクタの対比が徹底していないようです。

邦画「TOKYO タクシー」 2025年

評価:★★
監督・脚本:山田洋次
原作:フランス映画「パリタクシー」
配給:松竹
出演:
高野すみれ:倍賞千恵子
宇佐美浩二:木村拓哉
若き日のすみれ:蒼井優
小川毅:迫田孝也
宇佐美薫:優香
宇佐美奈菜:中島瑠菜
高野信子:神野三鈴
キム・ヨンギイ・ジュニョン
マキタスポーツ
北山雅康
木村優来
小林稔侍
阿部誠一郎:笹野高史
佐田(声):明石家さんま
圭子(声):大竹しのぶ