映画「ベートーヴェン捏造」 脚本の妙
映画「ベートーベン捏造」を観ました。
チラシがジャニーズ恋愛映画っぽい感じなので期待はしていませんでした。
あらすじ
かつてどん底の自分を救ってくれたベートーベンを熱烈に敬愛するシンドラーは、彼の死後、そのイメージを“聖なる天才音楽家”へと仕立て上げる。そんなシンドラーの行動は周囲に波紋を広げ、「自分こそが真実のベートーベンを知っている」という男たちの熾烈な情報戦が巻き起こる。さらに、シンドラーの嘘に気づきはじめたアメリカ人ジャーナリストのセイヤーが、真実を追及しようとする。
意外と面白いです。
ベートーベンの物語を日本人キャストだけでやってしまおうという映画です。
ビジュアルが凄いわけでもなく、演技が凄いわけでもないです。
けれど面白い。
脚本の良さによるものでしょうか。
また、シンドラーのキャラクターがなかなかいいです。
掘り出し物の映画を見つけられて、大満足です。
邦画「ベートーヴェン捏造」 2016年
評価：★★★
監督：関和亮
小説原作：かげはら史帆「ベートーヴェン捏造 名プロデューサーは嘘をつく」
脚本：バカリズム
配給：松竹
出演：
岸根明 佐々木幸司
アントン・フェリックス・シンドラー：山田裕貴
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン：古田新太
アレクサンダー・ウィーロック・セイヤー：染谷将太
カール・ホルツ：神尾楓珠
カール・ヴァン・ベートーヴェン：前田旺志郎
ニコラウス・ヨハン・ヴァン・ベートーヴェン小澤征悦
シュテファン・フォン・ブロイニング：生瀬勝久
イグナーツ・シュパンツィヒ：小手伸也
ミヒャエル・ウムラウフ：野間口徹
フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー：遠藤憲一
シューベルト：新原泰佑
チェルニー：前原瑞樹
ショパン：藤澤涼架
ワーグナー：堀井新太
ハイネ：坪倉由幸
エレオノーレ・フォン・ヴェーゲラー：西田尚美
ハリエット・リース市川紗椰
ジークフリート・ヴィルヘルム・デーン安井順平
セイヤーの友人泉澤祐希
劇場スタッフ前野朋哉