映画「木の上の軍隊」 登場人物が少なくても観ていられる良作

映画「木の上の軍隊」を劇場で観ました。
あらすじ
太平洋戦争末期の1945年。沖縄県伊江島に米軍が侵攻し、激しい攻防の末に島は壊滅的な状況に陥っていた。宮崎から派兵された山下一雄少尉と沖縄出身の新兵・安慶名セイジュンは敵の銃撃に追い詰められ、大きなガジュマルの木の上に身を潜める。圧倒的な戦力の差を目の当たりにした山下は、援軍が来るまでその場で待機することに。戦闘経験豊富で厳格な上官・山下と、島から出た経験がなくどこか呑気な安慶名は、噛みあわない会話を交わしながらも2人きりで恐怖と飢えに耐え続ける。やがて戦争は終結するが2人はその事実を知るすべもなく、木の上で“孤独な戦争”を続ける。
上映時間が120分超えと長いこと、タイトルから登場人物が少ないので魔が持つのかと心配してましたが、特に苦になることなく見ることができました。
飢えとひたすら戦うような映画でなく、米軍のゴミ捨て場を見つけ比較的食糧調達が楽な環境での隠遁生活です。
上官と新米兵士のやり取りが中心になるのですが、これといった事件が起こらなくても観続けていられるのは、監督の手腕によるものでしょうか。
邦画「木の上の軍隊」 2025年
評価:★★
監督・脚本:平一紘
小説原作:こまつ座
配給:ハピネットファントム・スタジオ
主題歌:
出演:
山下一雄:堤真一
安慶名セイジュン:山田裕貴
与那嶺幸一:津波竜斗
長田玉代:勢圭司
松尾中尉:尚玄
池田中尉:岸本尚泰
安慶名郁子:城間やよい
農道の農民男:川田広樹
玉城凜
西平寿久
花城清長
吉田大駕
大湾文子
小橋川建
蓬莱つくし
新垣李珠
真栄城美鈴
宮城山西惇
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