映画「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」 綾野剛の役者の魅力が伝わる

2025年7月6日

映画「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」を劇場で観ました。

あらすじ

2003年。小学校教諭の薮下誠一は、児童・氷室拓翔への体罰を保護者の氷室律子から告発される。しかもその内容は、教師によるいじめとも言えるほど、聞くに堪えないものだった。それを嗅ぎつけた週刊春報の記者・鳴海三千彦は実名報道に踏み切り、過激な言葉で飾られた記事は世間を震撼させる。マスコミの標的となった薮下は、誹謗中傷や裏切り、さらには停職と、絶望の底へ突き落とされていく。世間でも律子を擁護する声は多く、550人もの大弁護団が結成され前代未聞の民事訴訟に発展。誰もが律子側の勝利を確信するなか、法廷に立った薮下は「すべて事実無根のでっちあげ」だと完全否認する。

実在の事件の映画化です。
冒頭の映像が、胸糞悪い映画のように感じますが、実際はそうでないです。

まあ、タイトルの通り、冤罪事件です。
綾野剛、柴咲コウの名演技が光ります。

厳しい母親についた嘘から…、という感じで展開していき、被害者意識が攻撃性を加速させる感じです。

また、裁判がどういうものか、世間の物事の捉え方がどういうものか、ということを改めて考えさせられます。

特に今はYoutubeという噂先行のメディアがありますので。

邦画「でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男」 2025年

評価:★★★
監督:三池崇史
小説原作:福田ますみ
脚本:森ハヤシ
配給:東映
主題歌:
出演:

薮下誠一:綾野剛
氷室律子:柴咲コウ
鳴海三千彦:亀梨和也
大倉孝二
前村義文:小澤征悦
堂前:髙嶋政宏
迫田孝也
山添夏美:安藤玉恵
箱崎祥子:美村里江
藤野公代:峯村リエ
戸川:東野絢香
橋本:飯田基祐
氷室拓翔:三浦綺羅
薮下希美:木村文乃
段田重春:光石研
大和紀夫:北村一輝
湯上谷年雄:小林薫