映画「夏目アラタの結婚」 観客に仕掛けてくる意欲作
映画「夏目アラタの結婚」を劇場で、予備知識なしで観ました。
あらすじ
日本中を震撼させた連続バラバラ殺人事件の犯人で、逮捕時にピエロのメイクをしていたことから「品川ピエロ」の異名で知られる死刑囚・品川真珠。児童相談所職員の夏目アラタはその事件の被害者の子どもに頼まれ、まだ発見されていない被害者の首を探すため真珠に接触を試みる。アラタの前に現れた真珠は、残虐な事件を起こした凶悪犯とは思えない風貌だった。アラタは真珠から情報を引き出すため、大胆にも彼女に結婚を申し込む。毎日1回20分だけ許される面会の中で、会うたびに変わる真珠の言動に翻弄されるアラタ。やがて真珠はアラタに対し、自分は誰も殺していないと衝撃の告白をする。
凄いです。
観客に仕掛けてくるような先の読めないような展開。
邦画でこんな映画経験ができるとは思いませんでした。
黒島結菜の怪演も見事です。
監督は何者?と思って、家でネットで調べてみると堤幸彦氏。
さすがです。
ただラストの説明セリフからのくだりが非常に残念。
その辺も、堤幸彦らしいのかもしれません。
邦画「夏目アラタの結婚」 2024年
評価:★★★★★
監督:堤幸彦
漫画原作:乃木坂太郎
脚本:徳永友一
配給:ワーナー・ブラザース
出演:
夏目アラタ:柳楽優弥
品川真珠:黒島結菜
宮前光一:中川大志
桃山香:丸山礼
大高利郎:立川志らく
桜井健:福士誠治
井出茂雄:今野浩喜
藤田信吾:佐藤二朗
神波昌治:市村正親
平岡祐太
藤間爽子
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