アニメ映画「ルックバック」 チェーンソーマンの藤本タツキ作漫画によるレクイエム
アニメ映画「ルックバック」を劇場で観ました。
岡田斗司夫氏が「現代のアニメーションの一線を越えた作品」と推薦していたので見に行ったのですが、来場特典はもらえませんでした。
小学校の学級新聞で、褒められて4コマ漫画を連載していた主人公の少女が、ある日私も投稿したいと引きこもり少女の作品が掲載されることにより、嫉妬します。
その少女に卒業証書を届けることによって、2人の関係が始まって漫画家デビューなど…。という話です。
あえて地味な漫画作画シーンを描いていますが、全体的にセンスがいいため、観ていられます。
藤本タツキの漫画としての生き方の一部が感じられます。
液晶タブレットを使って漫画を描いている当たり、時代を感じさせます。
タイトルの「ルックバック」という意味はなんだろうかと考えながら映画の後半を観ていました。
ラストでそれっぽい演出はあるものの、もっと思いが込められているように感じます。
ちょっとネタバレになりますが、この映画は京都アニメーション事件を意識した作品になっています。
そして漫画原作があり、それを読むとタイトルの意味もより深く伝わってくるようです。
アニメ邦画「ルックバック」 2024年
評価:★★★★★
監督・脚本:エイベックス押山清高
漫画原作:藤本タツキ
配給:エイベックス
アニメ制作:スタジオドリアン
主題歌:urara「Light song」
声の出演:
藤野:河合優実
京本:吉田美月喜
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