アニメ映画「えんとつ町のプペル」 童話原作としては申し分ない出来

2025年7月17日

アニメ映画「えんとつ町のプペル」をAmazon Primeで観ました。

あらすじ

煙突だらけの「えんとつ町」。そこかしこから煙が上がるその町は黒い煙に覆われ、住人たちは青い空や星が輝く夜空を知らずに生活していた。ハロウィンの夜、この町に生きる親を亡くした少年ルビッチの前にゴミ人間プペルが現れる。

プロデューサーの西野氏をはじめ、いろいろ話題になった作品でしたが、映像美といい展開といい、完成度は高く満足できます。

重箱の隅をつつくような指摘をすると、元が童話なせいか、設定の深みが欲しかったかなとも思います。
悪役と呼べる人が出てこないあたりや、鎖国的な政策を行った背景などそのあたりが描かれていないことが残念です。
童話であれば、そこまで踏み込むことではないかもしれませんが。

アニメ邦画「えんとつ町のプペル」 2020年

評価:★★
監督:廣田裕介
童話原作:西野亮廣
脚本:西野亮廣
配給:東宝、吉本興業
アニメ制作:STUDIO4℃
主題歌:L’Arc〜en〜Ciel・HYDE「HALLOWEEN PARTY」
声の出演:
プペル:窪田正孝
ルビッチ:芦田愛菜
ブルーノ:立川志の輔
ローラ:小池栄子
スコップ:藤森慎吾
レター15世:野間口徹
アントニオ:伊藤沙莉
トシアキ:宮根誠司
デニス:大平祥生
スーさん:飯尾和樹
アイパッチ:山内圭哉
ダン:國村隼