映画「CUBE 一度入ったら最後」 邦画と洋画の違いとは

2025年7月17日

映画「CUBE 一度入ったら終わり」を劇場で観ました。
1990年の映画「CUBE」のリメイクです。

あらすじ

突然、謎の立方体=CUBEに閉じ込められた男女6人。エンジニア、団体職員、フリーター、中学生、整備士、会社役員と、年代も職業もバラバラな彼らには何の接点もつながりもない。理由もわからないまま、ひたすら脱出を試みる彼らに、熱感知式レーザー、ワイヤースライサー、火炎噴射といった殺人的なトラップが次々と襲う。

深夜のTV放送を「録画して見た映画ですが、低予算ながらなかなか見どころのある映画として記憶に残ってました。

その映画のリメイクということで、期待20%、不安80%で観てみました。

あまりはっきり覚えていないのですが、概ね元の作品と同じ展開のようです。
…正直、うる覚えなので。

感想としては、やっぱこんあもんかというべきか、思ったよりは悪くなかったというべきか。

邦画と洋画の差について、考えてしまいました。
洋画って、何故か説明・描写しなくても許されるようなところがあるように思えます。
ところが、邦画はキャスティングの狙いが見えてしまうせいか、脚本や描写をしっかりしないと粗が目についてしまうように思えます。

やっていることは、同じようなことのはずなのに。

どうもこの監督は、ビジュアル重視な気がします。
そのため、人間同士で不信感を抱えたまま進展していくサイコスリラーにならなかったのかもしれません。

邦画「CUBE 一度入ったら最後」 2021年

評価:★★
監督:清水康彦
原案:ビンチェンゾ・ナタリ
脚本:徳尾浩司
配給:松竹
主題歌:星野源「Cube」
出演:
後藤裕一:菅田将暉
甲斐麻子:杏
越智真司:岡田将生
宇野千:陽田代輝
後藤博人:山時聡真
最初の男:柄本時生
井手寛:斎藤工
安東和正:吉田鋼太郎
高川裕也
辻本みず希
森本サイダー
中山慎悟
中田健太郎
仲井間稜