映画「Fukushima50」 意欲作なんだろうけど、…足りない

映画「Fukushima50」をTVで観ました。
東日本大震災時の、原発事故対応の映画です。
あらすじ
1日午後2時46分、マグニチュード9.0、最大震度7という日本の観測史上最大となる地震が起こり、太平洋沿岸に押し寄せた巨大津波に飲み込まれた福島第一原発は全電源を喪失する。このままでは原子炉の冷却装置が動かず、炉心溶融(メルトダウン)によって想像を絶する被害がもたらされることは明らかで、それを防ごうと、伊崎利夫をはじめとする現場作業員や所長の吉田昌郎らは奔走するが……。
当時関わった人らの苦労が偲ばれるものの、これといった新しい情報もなく、内閣総理大臣(当時は菅直人)の悪態っぷりくらいしか記憶に残りません。
雰囲気は出ているものの、何か訴えてくるものはあまりないように感じます。
映画というメディアである以上、演出・脚色が入るため、全てリアルというわけでもないことを差し引いても。
タイトルの「50」は約50人の従業員らを、他国メディアが表現したものです。
邦画「Fukushima 50」 2020年
評価:★★
監督:若松節朗
小説原作:門田隆将『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』
脚本:前川洋一
配給:松竹、KADOKAWA
主題歌:
出演:
伊崎利夫:佐藤浩市
吉田昌郎:渡辺謙
前田拓実:吉岡秀隆
浅野真理:安田成美
野尻庄一:緒形直人
大森久夫:火野正平
平山茂:平田満
井川和夫:萩原聖人
伊崎遥香:吉岡里帆
滝沢大:斎藤工
伊崎智子:富田靖子
内閣総理大臣:佐野史郎
加納勝次:堀部圭亮
矢野浩太:小倉久寛
工藤康明:石井正則
本田彬:和田正人
内藤慎二:三浦誠己
山岸純:須田邦裕
宮本浩二:金井勇太
小宮弘之:増田修一朗
西川正輝:堀井新太
小川昌弘:邱太郎
松田宗介:池田努
福原和彦:田口トモロヲ
樋口伸行:皆川猿時
佐々木明:小野了
望月学:天野義久
五十嵐則一:金山一彦
内閣官房長官:金田明夫
経済産業大臣:阿南健治
首相補佐官:伊藤正之
原子力安全委員会委員長:小市慢太郎
原子力安全・保安院院長:矢島健一
竹丸吾郎:段田安則
小野寺秀樹:篠井英介
辺見秀雄:前川泰之
伊崎敬造:津嘉山正種
前田かな:中村ゆり
福島民友新聞記者:ダンカン
松永:泉谷しげる
ジョニー:ダニエル・カール