映画「グエムル 漢江の怪物」 うーん怪作

2025年6月14日

映画「グエムル 漢江の怪物」をTVで観ました。
新鋭のポン・ジュノ監督の作品で、韓流ブームの中、韓国でブレイクした映画です。
長年、見よう見ようとは思っていたのですが、なかなか手を付けられずにいました。

あらすじ

ソウル中心部を流れる漢江(ハンガン)の河川敷に、突如として正体不明の凶暴な怪物が出現。怪物は見物に集まった人たちを次々と襲った後、河川敷で売店を営むパク一家の娘ヒョンソを奪って水中へ消えてしまう。韓国政府は、怪物が伝染病ウイルスの宿主であるという声明を発表。怪物と接触したパク一家はウイルスに感染している可能性が高いとして病院に収容される。ヒョンソの生存を信じる父カンドゥは家族と共に病院を抜け出し、自ら怪物に立ち向かうことを決意するが……。

ホルムアルデヒドを河川に捨てたことにより、その河川で突然変異した怪物が生まれ、しがない親父が家族を含めて巻き込まれるという話です。

ちょっとよくわからないところがあるものの、社会問題や家族を描き、韓国映画の発展が感じられます。

日本も、TVドラマの延長の映画からの脱却というより、日本人だけをターゲットにした70~80点狙いの映画作りから脱出しないと、日本映画の将来は縮小していくのしかないのかもしれません。

韓流映画「グエムル 漢江の怪物」 2008年

評価:★★
監督・脚本:ポン・ジュノ
配給:角川ヘラルド
出演:パク・カンドゥ:ソン・ガンホ
パク・ヒボン:ピョン・ヒボン
パク・ナミル:パク・ヘイル
パク・ナムジュ:ペ・ドゥナ
パク・ヒョンソ:コ・アソン
セジン:イ・ジェウン
セジュ:イ・ドンホ
ホームレスの男:ユン・ジェムン
黄色い服の男:キム・レハ
影(私立探偵):パク・ノシク
ナミルの同級生:イム・ピルソン