映画「カイジ ファイナルゲーム」 吉田鋼太郎が主人公!?

映画「カイジ ファイナルゲーム」を観ました。
期待4割、不安6割で観ました。
あらすじ
2020年、東京オリンピックの終了を機に景気は急激に落ち込み、貧富の格差がかつてないほど広がった日本。そんな社会で、変わらず底辺の生活を送っていたカイジは、ある日、帝愛グループ企業の社長に出世した大槻と再会。彼から、金を持て余した老人が主催する若者救済イベント「バベルの塔」の存在を知らされたカイジは、一攫千金を懸けた大勝負に挑む。
導入部は正直、強引というかグダグダでした。
なんか、頭悪そうな設定で強引に話を持っていき、10憶円か謎の情報を手に入れる場面で、情報を選ぶことでとある資産家と出会います。
これにより、ストーリーのメインとなる1000憶円を争う人間秤に参加することになります。
本人及び関係者の資金力勝負となるため、カイジ(藤原竜也)の活躍する場面もないです。
家族や友人が支援金を持ってくる場面があるのですが、吉田鋼太郎演じる派遣会社社長の工作もあり、吉田鋼太郎の悪役演技の独壇場でした。
このまま見せ場は、全て吉田鋼太郎で終わってしまうのかと思ってしまいました。
会場にいる観客の投票の場面になって、ようやく話が動き出します。
カイジたちが動き出し、実はこう仕込んでいたという逆転劇が繰り広げられます。
これが、なかなか気持ちがいいです。
楽しめました。
ストーリー展開だけで考えると、ご都合的で大問題な気がしますが、カイジとして楽しめました。
映画「カイジ ファイナルゲーム」 2020年
評価:★★
監督:佐藤東弥
漫画原作:福本伸行
脚本:福本伸行、徳永友一
配給:東宝
出演:
カイジ:藤原竜也
高倉浩介:福士蒼汰
桐野加奈子:関水渚
廣瀬湊:新田真剣佑
黒崎義裕:吉田鋼太郎
大槻太郎:松尾スズキ
坂崎孝太郎:生瀬勝久
遠藤凛子:天海祐希
西野佳志:山崎育三郎
高瀬強士:前田公輝
菅原太一:瀬戸利樹
最後の審判挑戦者:篠田麻里子
渋沢総一郎:金田明夫
東郷滋:伊武雅刀
藤原竜也:伊藤カイジ
福士蒼汰:高倉浩介
関水渚:桐野加奈子
新田真剣佑:廣瀬湊
吉田鋼太郎:黒崎義裕
松尾スズキ:大槻太郎
生瀬勝久:坂崎孝太郎
天海祐希:遠藤凛子
山崎育三郎:西野佳志
前田公輝:高瀬強士
瀬戸利樹:菅原太一
篠田麻里子:最後の審判挑戦者
金田明夫:渋沢総一郎
伊武雅刀:東郷滋