映画「疾風ロンド」 うーん、こじんまり

映画「疾風ロンド」をTV鑑賞しました。
あらすじ
大学の研究所から違法な生物兵器「K-55」が盗まれ、研究所所長のもとに「人質は全国民。身代金3億円を用意しろ」との脅迫メールが届く。盗まれた生物兵器を秘密裏に探すよう命じられた、しがない研究主任の栗林は、何の手がかりのない中で捜索を始めるが、そこに「犯人死亡」の報せが届く。犯人の遺品から、生物兵器の所在のわずかな糸口をつかんだ栗林は、ヒントとして浮かび上がった「日本最大級のスキー場」へと向かうが……。
細菌兵器が絡むスリリングなストーリー。
のはずが、その事実すらあやふやな内輪劇でした。
細菌兵器を扱うなら、そのスケール感をちゃんと描かないと見る方がつらいです。
実はこうでした、という話もちゃんとスケール感を描かないと茶番にしか見えません。
原作は読んでいませんが、どうもあまりスケールを大きくしないでコミカルに扱いたかったように感じられますが…。
邦画「疾風ロンド」 2016年
評価:★★
監督:吉田照幸
小説原作:東野圭吾
脚本:ハセベバクシンオー、吉田照幸
配給:東映
主題歌:B’z「フキアレナサイ」
出演:
栗林和幸:阿部寛
根津昇平:大倉忠義
瀬利千晶:大島優子
ワダハルオ:ムロツヨシ
折口真奈美:堀内敬子
葛原克也:戸次重幸
栗林秀人:濱田龍臣
高野誠也:志尊淳
フロント係:野間口徹
高野由美子:麻生祐未
警察官:生瀬勝久
高野裕紀:望月歩
川端健太:前田旺志郎
山崎育美:久保田紗友
牧田鼓太郎
ワタナベカズシゲ:堀部圭亮
店員:中村靖日
係員:田中要次
運転手:菅原大吉
山野:でんでん
東郷雅臣:柄本明