映画「ちょっと今から仕事やめてくる」

2019年12月23日2025年6月8日

映画「ちょっと今から仕事やめてくる」をAmazon Primeで観ました。
タイトルこそ、２ちゃんねるなどで使われそうな文言ですが、内容は重いです。

あらすじ

仕事のノルマが厳しく精神的に追い詰められていた隆は、疲労のあまり駅のホームで意識を失い電車に跳ねられそうになったところを、ある青年に助けられる。幼なじみのヤマモトと名乗るその青年に全く見覚えのない隆だったが、ヤマモトとの交流を通して徐々に明るさを取り戻し、仕事も順調に進むようになっていく。ところがある日、ふとしたことからヤマモトについて調べた隆は、ヤマモトが3年前に自殺していたという信じがたい事実を知る。

パワハラで苦しめられる主人公（工藤阿須加）の様子は、見ていて痛々しく涙を誘います。
ただ、同僚の女性のある行動は、ちょっと謎過ぎます。
避雷針を失えば、次に自分たちの誰かに矛先が向かうことは予想できることであろうに。

そしてもう一つのテーマとなろう問題、会社を辞めてどうするという問いには、この映画ははぐらかしているのように思えます。

その辺が残念です。