映画「DINER」 ビジュアル重視のニナガワカブキ
映画「DINER」観ました。
「さくらん」「ヘルター・スケーター」の蜷川実花が、父である演出家、蜷川幸雄が育てた藤原竜也主演(舞台「身毒丸」など)でメガホンを取ります。
殺し屋専門の飲食店に、連れてこられた普通の女性大場かなこ。
そこで、さまざまなことに巻き込まれる…という独特の設定の話です。
まず、冒頭。
大場かなこの生い立ちや人となりについて、結構な尺をもって描かれます。
演劇的な演出も交えて、10分くらいでしょうか。
赤を意識した映像美の世界。
やたら食材が並べられていますが、独特の映像センスはさすがです。
銃撃戦のシーンは、とにかく映像重視でリアルを考えると突っ込みどころが豊富ですが、そこはニナガワカブキというものでしょう。
そのニナガワカブキの世界が受け入れられれば、面白いです。
キャストを見ると、豪華キャストなのですが、あれこの人いたっけというくらいの人は多いです。
邦画「DINER」 2019年
監督:蜷川実花 小説原作:平山夢明
出演:
藤原竜也:ボンベロ
玉城ティナ:オオバカナコ
窪田正孝:スキン
本郷奏多:キッド
武田真治:ブロ
斎藤工:カウボーイ
佐藤江梨子:ディーディー
金子ノブ:アキブタ男
小栗旬:マテバ
土屋アンナ:マリア
真矢ミキ:無礼図
奥田瑛二:コフィ
川栄李奈
コムアイ
内田健司
前田公輝
吉村界人
板野友美
真琴つばさ
沙央くらま
木村佳乃
蜷川幸雄
角替和枝
品川徹
宮脇咲良
AMI
AYA
エリイ
中村里砂
マドモアゼル・ユリア
MEGUMI
SHIHO