映画「DINER」 ビジュアル重視のニナガワカブキ

映画「DINER」観ました。
「さくらん」「ヘルター・スケーター」の蜷川実花が、父である演出家、蜷川幸雄が育てた藤原竜也主演(舞台「身毒丸」など)でメガホンを取ります。
あらすじ
日給30万円の怪しいアルバイトに手を出したばかりに闇の組織に身売りされてしまった少女オオバカナコは、ボンベロに買われウェイトレスとして働くことに。ボンベロが「王」として君臨するダイナーには、全身傷だらけの孤高の殺し屋スキンや、子どものような姿をしたサイコキラーのキッド、不気味なスペイン語を操る筋肉自慢の荒くれ者のブロら、ひと癖もふた癖もある殺し屋たちが次々とやって来て……。
まず、冒頭。
大場かなこの生い立ちや人となりについて、結構な尺をもって描かれます。
演劇的な演出も交えて、10分くらいでしょうか。
赤を意識した映像美の世界。
やたら食材が並べられていますが、独特の映像センスはさすがです。
銃撃戦のシーンは、とにかく映像重視でリアルを考えると突っ込みどころが豊富ですが、そこはニナガワカブキというものでしょう。
そのニナガワカブキの世界が受け入れられれば、面白いです。
キャストを見ると、豪華キャストなのですが、あれこの人いたっけというくらいの人は多いです。
邦画「DINER」 2019年
評価:★★
監督:蜷川実花
小説原作:平山夢明
脚本:後藤ひろひと、杉山嘉一、蜷川実花
配給:ワーナー・ブラザース
主題歌:DAOKO × MIYAVI「千客万来」
出演:
ボンベロ:藤原竜也
オオバカナコ:玉城ティナ
スキン:窪田正孝
キッド:本郷奏多
ブロ:武田真治
カウボーイ:斎藤工
ディーディー:佐藤江梨子
ブタ男:金子ノブアキ
川栄李奈
コムアイ
内田健司
前田公輝
吉村界人
板野友美
真琴つばさ
沙央くらま
木村佳乃
蜷川幸雄
角替和枝
品川徹
マテバ小栗旬
マリア土屋アンナ
無礼図真矢ミキ
コフィ奥田瑛二
宮脇咲良
AMI
AYA
エリイ
中村里砂
マドモアゼル・ユリア
MEGUMI
SHIHO