映画「That’s カンニング 史上最大の作戦？」
映画「That’s カンニング 史上最大の作戦？」を観ました。
引退興行で一気に名を挙げた安室奈美恵主演の、唯一の主演映画です。
でも、「HERO」とか「Finaly」とかの曲が流れるたびに違うようなと違和感を感じずにはいられないです。
そんな安室奈美恵が小室プロデュースの元、絶頂期にあってアムラーファッションが語られていたころの映画です。
あらすじ
日本理科大学の教室では、有機化学の試験が実施されていた。今どきの女子大生・森下由美や学生寮シグマハウスの男子学生たちは、様々な手口のカンニングでそれに臨む。だが、亀井のカンニングが右田教授にバレてしまい、亀井は無期停学処分となった。シグマハウスを潰してそこにホテルを建設しようともくろんでいる右田は、その事件をきっかけに学生寮廃止論を教授会に訴える。その結果、寮の存続は学生たちの次の試験の成績次第ということになってしまった。寮の危機に、学生たちは猛勉強で試験に臨もうとするが、しょせんはつけ焼き刃。そこで、シグマハウス唯一の真面目学生で、みんなのまとめ役の木村見次は、試験にカンニングで臨むことを提案する。
タイトルが安っぽいです。
「THE カンニング（IQ=0）」「史上最大の作戦」を合わせたようです。
映画の中身は、とある寮に成績の悪いものばかりが集まっていることで、全員Ａランクが取れなければ寮は取り潰すとのことで、カンニングによる寮存続プロジェクトが開始される、というような話。
ストーリーはあってなきがごとしです。
安室奈美恵の黒歴史とかいう人もいるようですが、初めて演技をするにしては上出来で、逆につまらないくらいです。
敵役の大学教授を演じる升毅がいいです。
他にも山本太郎やブレイク前の藤木直人が出ています。
升毅って、羽野晶紀、古田新太といっしょに現代用語の基礎体力に出てたのね…。
邦画「That’s カンニング 史上最大の作戦？」 1996年
評価：★★
監督：菅原浩志
原作：谷俊彦
脚本：斉藤ひろし
配給：東映
出演：
木村見次：山口達也
森下由美：安室奈美恵
右田教授：升毅
珍さん：由利徹
亀井鶴之助：荒木定虎
中松匠：宝井誠明
利根川翔：葉山力樹
江崎忍：藤木直人
力丸一道：山本太郎
鯰田教授：麿赤児
的中助手：松尾貴史
小峰助手：徳井優
水谷礼子：白島靖代
徳田学長：中村嘉葎雄
吉良理事長：西沢利明