映画「カメラを止めるな」 全ての間に意味がある
今、話題の映画があります。
最初、上映映画館数が2つしかなかったのが、人気に火が付き、噂がうわさを呼び、上映映画館数が100を超えるようになった映画がこの、カメラを止めるなです。
愛知県では上映する映画館が2つしかないので、高速を使って観に行きました。
映画作成慣れしていないけれど、アイデアでのし上がった映画かと思ったら違いました。
映像制作を知り尽くした見事な構成です。
特に「間」。
前半の間のすべてについて、複線回収するがごとく明らかにされていきます。
稀に見る痛快な映画です。
恐るべし、ENBUゼミナール。
これって、配給決める時点で売れるとわかりそうなものなのに…。
と、思いましたが、有名監督でもなく、有名な役者が出ているでもなくで、
バイヤーが、「個人的には面白いけれど、売り込む要素がないな…」とでも思ったのかな、と思いました。
兎に角、観れるうちに見てほしい映画です。
他の客も言っていましたが、おそらく自分にとって今年1番の映画になりそうです。
映画「カメラを止めるな」 2018年
監督:上田慎一郎
出演:秋山ゆずき、濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、長屋和彰、細井学