実写映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章」

2025年4月27日

映画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章」を観てきました。
嫌な予感をかなり感じていましたが、看てきました。

あらすじ

美しい海辺の町・杜王町(もりおうちょう)に暮らし、見た目こそ不良だが心根は優しい高校生の東方仗助は、「スタンド」と呼ばれる特殊能力の持ち主。仗助のスタンドは、触れるだけで他人のケガや壊れたものを直すことができるというものだった。一見すると平和に見える杜王町では、このところ不審な変死事件が続発しており、一連の事件が自分とは別のスタンドを使う者たちによる犯行だと知った仗助は、町を守るために立ち上がる。

この第一章は、虹村兄のバッド・カンパニーとの対戦までです。
それ故に、この第4部(ダイヤモンドは砕けない)の面白みである日常からの非日常という部分は味わえません。

まずは、キャスティングと見た目。
うーん、どうもコスプレ感が否めません。
特に、承太郎(伊勢谷友介)と虹村兄(新田真剣佑)の違和感が。

次にスタンドの表現。
こちらは、CGを駆使し違和感なく作られていますが、もう一工夫ほしかったかも。
でも、あまりスタンド映像を前面に押し出さないことはいいかもしれません。

バッド・カンパニーのミニチュア軍隊は、監督がもっとも映像に拘っているように思え、圧巻です。
ただ、ジョジョの良さはそこではないように思えます。

トータルでは、頑張っているもののキャラクターの違和感が拭えていないです。
続編映画企画が砕けないことを期待します。

邦画「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない第一章」 2017年

評価:★★
監督:三池崇史
漫画原作:荒木飛呂彦
脚本:江良至
配給:東宝、ワーナー・ブラザース
出演:
東方仗助:山崎賢人
広瀬康一:神木隆之介
山岸由花子:小松菜奈
虹村形兆:岡田将生
虹村億泰:新田真剣佑
東方朋子:観月ありさ
東方良平:國村隼
片桐安十郎:山田孝之
空条承太郎:伊勢谷友介