映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」

アニメ映画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」を観ました。
あらすじ
東京でオリンピックが開催される2020年、岡山県を舞台に、居眠りばかりしている女子高生・森川ココネが、いつも見る不思議な夢を通して家族の秘密に迫っていく姿を描く。東京オリンピックの開幕が目前に迫った夏。岡山県倉敷市・児島で、車の改造ばかりしている父親と2人で暮らす女子高生のココネ。最近は常に眠気に襲われ、家や学校でも居眠りばかり。さらに、寝ると決まって同じ夢をばかり見ていた。そんなある日、父親が突然、警察に逮捕され、東京へ連行されてしまう。ココネは父がなぜ逮捕されたのか、その謎を解くため、幼なじみの大学生モリオを連れて東京へ向かう…。
お父さんが浚われた事件と夢とが繋がっている、という話なんですが、夢の部分がファンタジーというか「ぼくらの…」というか詰め込みすぎな感じです。
それでいて、夢を見ている間と現実の整合性を取る気がなく、ぶっとんだ感じになってます。
もっとその辺はスリムにして、摺合せ部分もなんとかしてくれれば、傑作になりえたかもしれません。
ただ、現実的な問題提示として、2020年東京オリンピックに自動運転自動車で選手入場を行うということを挙げているので、結構リアルな課題だなと思いました。
アニメ邦画「ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜」 2017年
評価:★★
監督・脚本:神山健治
配給:ワーナー・ブラザース
アニメ制作:シグナル・エムディ
主題歌:「デイ・ドリーム・ビリーバー」高畑充希
声の出演:
森川ココネ/エンシェン:高畑充希
佐渡モリオ:満島真之介
渡辺一郎/ベワン:古田新太
ジョイ:釘宮理恵
佐渡/ウッキー:高木渉
雉田/タキージ:前野朋哉
森川イクミ:清水理沙
志島一心/ハートランド王:高橋英樹
森川モモタロー/ピーチ:江口洋介