映画「珍遊記」 なぜこれを作ったのか…
映画「珍遊記」観ました。
まあ、よく映画化したなと思ったら監督はあの山口雄大です。
あらすじ
天竺を目指して旅を続けていた玄奘(げんじょう)は、偶然立ち寄った家の老人から、天下の不良少年・山田太郎を更生させて欲しいと頼まれる。宝珠の力で太郎の恐るべき妖力を封印した玄奘は、嫌々ながらも太郎を引き取り、ともに旅をすることになるが……。
原作は、週刊少年ジャンプで衝撃的デビューした伝説の作品。
子供の落書きを思わせるような画風といい、斬新さを求める週刊少年ジャンプ/集英社がついに気が違えたかと思いました。
さて映画の内容ですが、ちんこなどの単語の連発はあるものの原作の破壊的パワーはないです。それが表現できるものかどうかはわかりませんが。
意外にまともな映像作品になっています。
この珍遊記という作品の世界を表現できていないというか、じゃあなぜ映画化したんだという疑問がぬぐえません。
山口雄大作品としても、「地獄甲子園」の方が勢いがあったように思えます。
邦画「珍遊記」 2015年
評価:★★
監督:山口雄大
漫画原作:漫☆画太郎
脚本:おおかわら、松原秀
配給:東映
主題歌:RIP SLYME「Take It Easy」
出演:
山田太郎:松山ケンイチ
玄奘:倉科カナ
龍翔:溝端淳平
じじい:田山涼成
ばばあ:笹野高史
中村泰造:温水洋一
山田太郎(変身前):ピエール瀧
こづれ紳士:板尾創路
ザコ:矢部太郎
アキバ:今野浩喜
張明:おおかわら
たけし:アイアム野田
珍珍:松尾諭