映画「信長協奏曲 NOBUNAGA CONCERTO」 面白そうな設定が凡庸に
映画「信長協奏曲」を観ました。
TVドラマのラストを映画化するパターンです。
あらすじ
歴史が大嫌いな高校生サブローは、ひょんなことから戦国時代にタイムスリップしてしまう。そこで自分にそっくりな青年に出会うが、その人物はなんと本物の織田信長だった。病弱な本物の信長に頼まれ、信長として生きることになってしまったサブローは、裏切りや陰謀が渦巻く戦国時代を生き抜いていくうちに人々の支持を得るようになり、やがて天下統一を目指しはじめる。
かなり緩めな感じの物語ですが、元のドラマも恐らく同様なのでしょう。
戦国時代にタイムスリップした高校生が、信長とそっくりで入れ替わることになります。
そして、入れ替わった信長は明智光秀として登場してきます。
年齢など設定に多少無茶がありますが、設定だけを考えると、本能寺の変が面白くだろうと思えます。
しかしこの映画では、本能寺の変もさほど大きな変化がなく終わります。
なんかもっと面白くできると思ったのですが、原作のある作品というところでしょうか。
まあ、ドラマの延長線上の映画なんでしょうか。
邦画「信長協奏曲 NOBUNAGA CONCERTO」 2016年
評価:★★
監督:松山博昭
漫画原作:石井あゆみ
脚本:西田征史、岡田道尚、宇山佳佑
配給:東宝
主題歌:Mr.Children “足音〜Be Strong”
出演:
サブロー/織田信長/明智光秀: 小栗旬
帰蝶: 柴咲コウ
池田恒興: 向井理
前田利家: 藤ヶ谷太輔
市: 水原希子
松永弾正久秀: 古田新太
徳川家康: 濱田岳
柴田勝家: 高嶋政宏
羽柴秀吉: 山田孝之
沢彦: でんでん
蜂須賀小六: 勝矢
丹羽長秀: 阪田マサノブ
佐々成政: 阿部進之介
森長可: 北村匠海