映画「ミュージアム」 猟奇殺人事件

2025年4月7日

映画「ミュージアム」観ました。
しかし、どうしてもこのタイトルが猟奇的殺人の映画に思えないので抵抗があります。

一昔の映画ですと、犯人が誰とか、どんな手法でということが焦点になりましたが、最近はいかに精神的に追い詰められるかに、作り手の重点が変わってきているように思います。

この映画も、近年の映画にありがちな動機の関連性が弱い映画です。

しかし、妻夫木聡の演技がすごい。
後の方になるまで、誰だかわかりませんでした。

「ハンニバル」に迫るような感じがあるのですが、映画の作り手も犯人もそこまで徹底はしないようで、動機や手段にこだわりがありません。

そのせいか、映画が終わってから、何か物足りないように思えてきました。

邦画「ミュージアム」 2016年

評価:★★★
監督:大友啓史
漫画原作:巴亮介
脚本:高橋泉、藤井清美、大友啓史
配給:ワーナー・ブラザース映画
出演:
沢村久志:小栗旬
沢村遥:尾野真千子
西野純一:野村周平
菅原剛:丸山智己
岡部利夫:伊武雅刀
秋山佳代:田畑智子
橘幹絵:市川実日子
沢村の父:大森南朋
関端浩三:松重豊
カエル男:妻夫木聡