映画「SR サイタマノラッパー」 悶々
映画「SR サイタマノラッパー」を観ました。
うーん、正直、ラップ・ラッパーに対する思い入れがないと辛いです。
田舎で音楽で売れる夢を見る若者が、ウダウダと日常を過ごすまま終わる感じです。
ラップのイメージは、一時期ブレイクした音楽スタイルだが、今となっては廃れたジャンル、しかも内輪ウケ感の強い音楽というイメージです。
ライムスター宇多丸は結構褒めていますが、正直、うーんです。
ラストの焼肉屋のシーンが、歌詞の書けない主人公が初めて自分の言葉で言えるようになったラップとのことですが、社会人からすると社会の不満なんかいくらでもあるだろうに…というようにしか思えません。
その辺が、社会の不満が先にあるのか、ラップをしたいということが先にあるのかの違いかも知れません。
みひろがAV出演歴のある、身内的存在というのが、地方でくすぶっている感をより盛り上げてくれます。
邦画「SR サイタマノラッパー」 2009年
監督:入江裕
出演:駒木根隆介、みひろ、水澤紳吾、奥野瑛太、杉山彦々 李
益成竜也、上鈴木伯周