映画「イニシエーション・ラブ」 映像化不可能と言われた話題小説
映画「イニシエーション・ラブ」を劇場で観ました。
トリックのある小説の映画化です。
映画化されると聞いて、小説を読みました。
あらすじ
1980年代後半の静岡を舞台に、奥手で恋愛経験のない大学生・鈴木が、合コンで知り合った女性マユとの日々を通して変化していく姿を描く「Side-A」、就職先の会社で東京本社に転勤することになった鈴木がマユを置いて上京し、本社の同僚・美弥子との出会いで心が揺れる「Side-B」という2つの物語が並行しながら、原作とは異なるエンディングを迎える。
TVのCMで敢えてその商売に乗せられてやるとばかりに観ましたが、違和感というか伏線を感じ取れたのは、最初のうちの2回くらい。
むしろ、その映画・ドラマ的展開をこちらが飲んでいるのに、それを作り手側から「だまされる」というのはいかがなものかと思います。
もう少し露骨に伏線をちりばめて、見ている側を悔しがらせてほしかったです。
あと、前田敦子は地道に女優の道を歩んでいるようです。
前田敦子が、女優としてキャリアを積み重ねたと呼ばれる作品になるかもしれません。
そして、行政書士のポスターになったことのある木村文乃は、あんな姉御キャラだとは思いませんでした。
ブレイクのきっかけになりそうです。
邦画「イニシエーション・ラブ」 2015年
評価:★★
監督:堤幸彦
小説原作:乾くるみ
脚本:井上テテ
配給:東宝
出演:
鈴木:松田翔太
成岡繭子(マユ):前田敦子
石丸美弥子:木村文乃
海藤:三浦貴大
梵ちゃん:前野朋哉
森岡龍
矢野聖人
藤原季節
優子:吉谷彩子
ナツコ:松浦雅
和美:八重樫琴美
ジュンコ:大西礼芳
まどか:佐藤玲
桑島課長:山西惇
静岡支店部長:木梨憲武
石丸詩穂:手塚理美
石丸広輝:片岡鶴太郎
天童:池上幸平
森田甘路
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