映画「アメリカン・スナイパー」

2024年11月13日

映画「アメリカン・スナイパー」を観ました。
ええ、超映画批評のアメリカン・スナイパーの記事の影響もあってです。

あらすじ

米海軍特殊部隊ネイビー・シールズの隊員クリス・カイルは、イラク戦争の際、その狙撃の腕前で多くの仲間を救い、「レジェンド」の異名をとる。しかし、同時にその存在は敵にも広く知られることとなり、クリスの首には懸賞金がかけられ、命を狙われる。数多くの敵兵の命を奪いながらも、遠く離れたアメリカにいる妻子に対して、良き夫であり良き父でありたいと願うクリスは、そのジレンマに苦しみながら、2003年から09年の間に4度にわたるイラク遠征を経験。過酷な戦場を生き延び妻子のもとへ帰還した後も、ぬぐえない心の傷に苦しむことになる。

やや乾いた映像、そして銃声。

戦争から体が解放されても、心は解放されない。
そして、兵役から解放されても、軍の指導員を務める。
アメリカという国の番犬であることを誇りに思っていた主人公は、銃の指導の最中に不慮の死を迎えたらしい。

ただ、その死に至る事情については語られない。

戦争というものをじわじわと感じさせる映画でした。

洋画「アメリカン・スナイパー」 2015年

評価:★★
監督:クリント・イーストウッド
小説原作:クリス・カイル、スコット・マクイーウェン、ジム・デフェリス
脚本:ジェイソン・ホール
配給:ワーナー・ブラザース
出演:
クリス・カイル:ブラッドリー・クーパー
タヤ・カイル:シエナ・ミラー
マーク・リー:ルーク・グライムス
ビグルス:ジェイク・マクドーマン
ドーバー:ケビン・ラーチ
“D”(ダンドリッジ):コリー・ハードリクト
アル=オボーディ師:ナビド・ネガーバン
ジェフ・カイル:キーア・オドネル