映画「悼む人」 哲学っぽいけど伝わりにくい
映画「悼む人」を観ました。
あるブロガーが、観る人に解釈を任せすぎるようなことを書いてましたが、うーん、そんな感じです。
あらすじ
週刊誌記者・蒔野抗太郎は、死者を「悼む」ために全国を旅しているという青年・坂築静人と出会う。蒔野は残忍な殺人や男女の愛憎がらみの記事を得意とし、日々そうした情報に触れていることから、人の善意などすでに信じることができずにいた。静人の「悼む」という行為も偽善ではないかと猜疑心を抱き、化けの皮をはいでやろうと思った蒔野は、静人の身辺を調べ始めるが……。
亡くなった人をひたすら悼む行脚もなぜ行うのか不思議だし、同行する女性の数奇な運命もどこか映画的で入り込めませんでした。
映画としても、こう思わせようという思惑も抑えてあるようですし。
原作小説だと、もっと違う感じがするのでしょうか。
邦画「悼む人」 2015年
評価:★
監督:堤幸彦
小説原作:天童荒太
脚本:大森寿美男
配給:東映
主題歌:熊谷育美「旅路」
出演:
坂築静人:高良健吾
奈義倖世:石田ゆり子
甲水朔也:井浦新
坂築美汐:貫地谷しほり
蒔野抗太郎:椎名桔平
坂築巡子:大竹しのぶ
山本裕典
麻生祐未
山崎一
戸田恵子
秋山菜津子
平田満
ディスカッション
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