TVSP「最後の仕事」 第12回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞

2024年9月12日

TVSP「最後の仕事」を観ました。
北大路欣也主演のドラマで、第12回テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞受賞作品です。
殺し屋を引退し老人ホームに入居している主人公のもとに、殺しの依頼が入るというお話です。

あらすじ

“殺し”を生業とし、これまで数えきれないほどの命を奪って生きてきた下嶋栄治(北大路欣也)は、仕事を引退し、海に近い老人ホームに入居した。
 ある夜、栄治の個室に、菊池隆(勝野洋)の幽霊が現われる。菊池は栄治に“殺し”のイロハを教えた兄貴分だったが、皮肉にも栄治の手によって命を奪われていた。
 驚く栄治に、「あんたに仕事を頼みにきた」と話す菊池。仕事の内容とは、栄治に優しく接してくれるホームの看護師・原口沙織(木南晴夏)の命を救うため、不倫関係にある医師・川西静雄(萩原聖人)を殺す、というものだった。
 菊池の調べによれば、川西は義父の病院を継ぐため、不倫を清算しようと考え、沙織の殺害を計画しているという。だが、いったい、なぜ菊池は沙織を守ろうとするのか!?
 この奇妙な“最後の仕事”を引き受けることに決めた栄治と、鬱蒼とした森の中に川西を誘い込むが、そこで川西から思いもよらない言葉を聞かされる。いったい何が嘘で、何が真実なのか、栄治はわからなくなる。

老いというものをテーマにしながら、それなりに楽しめる作品になっています。
ただ、いろいろな仕掛けがライトというか、意外な展開とはならない感じなので期待しないで観るくらいがちょうどいいのかもしれません。

TVSP「最後の仕事」 2014年

評価:★★
演出:髙橋伸之
原作:戸田幸宏
制作:テレビ朝日、ホリプロ
出演:
北大路欣也、萩原聖人、木南晴夏、五十嵐陽向、紺野今日子、玉置孝臣、
川久保宏之、平澤宏々路、千葉理紗子、浜田晃、勝野洋、原田美枝子