映画「かぐや姫の物語 かぐや姫が犯した罪と罰」
ジブリアニメ映画「かぐや姫の物語」を観ました。
独特のパステルタッチのアニメで、ストーリーはほぼ竹取物語そのまんまなのかなと思います。
って国語の教科書に出てきた範囲でしか読んだことがないので。
竹取物語がどんなものなのかを考えながら見ていました。
日本最古の物語で作者不明。
映画を見ながら思ったのは、この竹取物語は、当時流行っていた物語の1つで、当時の結婚や貴族の風習を痛烈に風刺した物語なのではということでした。
顔も見たことがないのに求婚する貴族ら。
かぐや姫は、帝の求愛すら否定する。
でも、それが月から来た人ならばやむおえないという話にもなります。
ただ、その風刺のため、作者は何らかの処分や処刑を受けた可能性が考えられます。
それでも、貴族に嫁いだ女性らに読み継がれて残った物語ではないだろうか、と思いました。
邦画アニメ「かぐや姫の物語」 2014年
評価:★★★★
監督・脚本:高畑勲
配給:東宝
アニメ製作:スタジオジブリ
主題歌: 二階堂和美「いのちの記憶」
声の出演:
かぐや姫:朝倉あき
捨丸:高良健吾
翁:地井武男
媼:宮本信子
相模高畑淳子
女童:田畑智子
斎部秋田:立川志の輔
石作皇子:上川隆也
阿部右大臣:伊集院光
大伴大納言:宇崎竜童
石上中納言:古城環
御門:中村七之助
車持皇子:橋爪功
北の方:朝丘雪路
炭焼きの老人:仲代達矢
三宅裕司
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