映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」 阿部寛・竹内結子の主演コンビ

2024年8月16日

映画「ジェネラル・ルージュの凱旋」を観ました。
前作のチーム・バチスタの栄光と同様に、緩い竹内結子とくせのある阿部寛のコンビの医療サスペンスです。

あらすじ

東城大学医学部付属病院に勤務する田口は、救命救急センター部長で“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”の異名を取る速水に収賄の疑惑ありとの匿名の告発文書を受け取る。院長の依頼を受け、疑惑の真相を巡る調査に乗り出す田口だったが……。

小説ではくせのある阿部寛の役が活きるのですが、この映画ではどうも空回りするように感じます。
キャラクターを楽しむにはぶっとんでるし、推理を楽しむにはやや強引な展開が気になります。

この映画の最大の見せ場として、救急医療のハードさがひしひしと伝わります。
ただ映画として、これがメインであってはいけないような気がします。

最後の救急医療の過酷な現場の中でジェネラル・ルージュの由来が明かされるシーンがありますが、犯人探しが終わってからなので、何か冗長な感じがします。

このチーム・バチスタの栄光シリーズのキャラクターの取り扱い、結構大変そうです。

邦画「ジェネラル・ルージュの凱旋」 2012年

評価:★★
監督:中村義洋
小説原作:海堂 尊
脚本:斉藤ひろし、中村義洋
配給:東宝
主題歌:EXILE「僕へ」
出演:
田口公子:竹内結子
白鳥圭輔:阿部寛
速水晃一センター:長堺雅人
花房看美和護師長:羽田美智子
佐藤拓馬:山本太郎
沼田利博:高嶋政伸
如月翔子:貫地谷しほり
三船啓二:尾美としのり
小峰小太郎:林泰文
垣谷雄次:佐野史郎
酒井利樹:玉山鉄二
黒崎誠一郎:平泉成
藤原看護師:野際陽子
高階院長:國村隼
中林大樹