映画「悪人」 役者の演技がいいが、救われない
映画「悪人」をTV録画で観ました。
前田佑一の超映画批評を読んで気になったので観ました。
あらすじ
福岡で、若き女性保険外交員の石橋佳乃(満島ひかり)が殺された。当初、市内の裕福な大学生、増尾圭吾(岡田将生)に疑いがかけられるが、捜査が進むうちに土木作業員、清水祐一(妻夫木聡)が真犯人として浮上する。その頃、祐一は携帯サイトで一度メールをやりとりしただけの光代(深津絵里)と出会い、次第に強く惹かれ合う。警察の目をかいくぐり、二人の逃避行が始まる。
この手の暗い雰囲気の映画は苦手です。
うだつの上がらない仕事、感情のもつれ、殺人と逃避行。
妻夫木聡の意外なほどの好演が光ります。
深津絵里をはじめ他の役者もいいのですが、それがますます救われない雰囲気を作っていきます。
なんか、ちょっと耐え切れませんでした。
邦画「悪人」 2010年
評価:★★
監督:李相日
小説原作:吉田修一
脚本:吉田修一、李相日
配給:東宝
出演:福原美穂「Your Story」
妻夫木聡:清水祐一
深津絵里:馬込光代
岡田将生:増尾圭吾
満島ひかり:石橋佳乃
塩見三省:佐野刑事
池内万作:久保刑事
光石研:矢島憲夫
余貴美子:清水依子
井川比佐志:清水勝治
松尾スズキ:堤下
山田キヌヲ:馬込珠代
韓英恵:谷元沙里
中村絢香:安達眞子
宮崎美子:石橋里子
永山絢斗:鶴田公紀
樹木希林:清水房江
柄本明:石橋佳男