映画「ノルウェイの森」  学生運動時代のアンニュイ映画

2024年6月29日

1990年代の大ヒット小説、村上春樹の「ノルウェイの森」がついに映画化。
これによって、ノルウェイの森は再度ベストセラー小説に返り咲きました。
「世界の中心で愛を叫ぶ」を追い抜く事になりました。

あらすじ

37歳のワタナベトオルは、ドイツ行きの機内でビートルズの「ノルウェイの森」を聴き、18年前の青春を思い出す。当時ワタナベは、親友キズキの恋人・直子に恋をしていたが、ある日突然、キズキは自殺してしまった。キズキを失った喪失感から逃れるように東京の大学に進学したワタナベは、ある日東京で直子に再会するが……。

主演は松山ケンイチです。

学生運動時代という時代背景で、やる気のない主人公が妙に女性にモテるような感じです。
ある意味小説通りなんですが、薄味かもしれません。

あの独り言のような台詞は、あれでよかったのでしょうか。
あまり原作が好きでない者の意見だけれど、こんな感じのストーリー(原作)が海外でも受け入れられていることが不思議な気がします。

で、ハリウッド版の話は流れたのでしたっけ?

邦画「ノルウェイの森」 2011年

監督・脚本:トラン・アン・ユン
小説原作:村上春樹
配給:東宝
出演:
ワタナベ :松山ケンイチ
直子:菊地凛子
緑:水原希子
キズキ:高良健吾
レイコ:霧島れいか
ハツミ:初音映莉子
永沢:玉山鉄二
突撃隊役:柄本時生
大学教授役:糸井重里
レコード店店長役:細野晴臣

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