映画「さくらん」 安野モヨコの花魁道中

2024年12月18日

映画「さくらん」をTV放送で観ました。

あらすじ

吉原の遊郭・玉菊屋に連れてこられた8歳の少女・きよ葉。彼女はその美貌と負けん気の強さで、やがて吉原一の花魁へと成長していく。

原色カラーが際立つ花魁映画の「さくらん」。

セックスシーンのあるものの、情念やヤマ場の盛り上がりがあまりなく、あっさりしています。

木村佳乃が出ているものの、対抗馬としてはやや力不足を感じました。
もうすぐ劇場公開の、梅津かずお原作「おろち」の出来まで心配になります。

ストーリーもありがちです。

原作を読んでいないけれど、原作には原作なりのよさがあるとは思われます。
けれど、この映画には今一つ魅力が感じられません。

幼少の頃をきちんと描いていないからでしょうか。

邦画「さくらん」 2007年

評価:
監督:蜷川実花
漫画原作:安野モヨコ
脚本:タナダユキ
配給:アスミック・エース
出演:
きよ葉・日暮:土屋アンナ
倉之助:椎名桔平
惣次郎:成宮寛貴
高尾:木村佳乃
粧ひ:菅野美穂
光信:永瀬正敏
若菊:美波
大工:山本浩司
坂口:遠藤憲一
幼ききよ葉:小池彩夢
しげじ:山口愛
お蘭:小泉今日子
楼主:石橋蓮司
女将:夏木マリ
ご隠居:市川左團次(特別出演)
清次:安藤政信
桃花:蜷川みほ
雪路:近野成美
遣手:星野晶子
番頭:翁華栄
粧ひの客:津田寛治
きよ葉の客:長塚圭史
床紅葉の客:SABU
日暮の客:丸山智己
花屋:小栗旬
会田誠、庵野秀明、忌野清志郎、大森南朋、ゴリ(ガレッジセール)、古厩智之、村松利史、渋川清彦