映画「クライマーズ・ハイ」 日航機墜落の1週間

2024年12月17日

映画「クライマーズ・ハイ」を試写会で観ました。

あらすじ

1985年8月12日、乗客乗員524名を乗せた日本航空123便が、群馬県多野郡上野村の御巣鷹山に墜落。群馬の有力地方新聞・北関東新聞社の記者・悠木は、事件の担当デスクに任命され、混乱する状況や次第に露わになっていく社内の人間関係の軋轢に押しつぶされそうになりながらも、未曾有の大惨事の真実を伝えるために奔走するが……。

1985年の日本航空機墜落事故をめぐる地方新聞社の1週間の物語です。。

映画のポスターやチラシに日航機の文字ってあったでしょうか。
…よくみたらあるんだけど、記憶に残らりません。
もっとその辺を前面に出さないと何の映画だかよくわからないし、セールス上も問題ありだと思います。

「突入せよ あさま山荘事件」の監督だっただけに不安がよぎりましたが、本作品は緊張感がよく、最後まで楽しめます。
緊張感の連続というわけではなく、緩急の具合がいいです。

ただ登山や息子のエピソードは、今ひとつエピソードの繋がりが薄く、本当に必要なシーンだったのかなと思います。

それと 「クライマーズ・ハイ」というタイトルがなんか今ひとつな気がします。

まあ、主人公が回顧するとそうなる、というのはわからないでもないですが。

邦画「クライマーズ・ハイ」 2008年

評価:★★
監督:原田眞人
小説原作:横山秀夫
配給:東映、ギャガ
出演:
悠木和雄:堤真一
佐山達哉:堺雅人
玉置千鶴子:尾野真千子
安西耿一郎:高嶋政宏
白河頼三:山崎努
等々力庸平:遠藤憲一
岸円治:田口トモロヲ
田沢善吉:堀部圭亮
吉井弁次郎:マギー
神沢周作:滝藤賢一
伊東康男:皆川猿時
亀嶋正雄:でんでん
粕谷隆明:中村育二
追村穣:螢雪次朗
黒田美波:野波麻帆
安西小百合:西田尚美
安西燐太郎:小澤征悦

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