映画「タイヨウのうた」(YUI) 感動を押し売りしない
映画「タイヨウのうた」をDVDで観ました。
あらすじ
16歳の少女・薫は、太陽の光にあたることができないXP(色素性乾皮症)という病気に冒されている。深夜に駅前で歌うことだけを生きがいにしている薫は、サーフィンに熱中する青年・孝治と出会い、恋に落ちるが……。
順番でいえば、映画版(YUI版)が公開され、同時進行的に制作されていたドラマ版(沢尻エリカ版)が映画の上映終了後すぐに始まった感じでした。
このタイトルを聞くと、どうしても沢尻エリカの歌のTVドラマ「タイヨウのうた」の印象が強いです。
当時音楽番組でチャートインし、自然とその曲を耳にすることが多くありました。
正直、沢尻エリカ本人が歌っているとは思いませんでした。
さて、映画ですが、やはり尺の問題があります。
「電車男」の映画版とドラマ版のように、映画版はややポエム調になります。
ただ、ドラマの「タイヨウのうた」は見たことがないのでなんとも言えませんが。
ラブストーリーの映画というには、かなり抑えた感じになっています。
ラスト際の海岸のシーンも家族がメインですし。
変に感動を押し売りしない辺りをいいと思うかどうかでしょう。
YUIも演技がうまいわけではないですが、雰囲気がなかなかはまってました。
ドラマ版はネットで見ると、いろいろ否定的な意見も多いようですね。
邦画「タイヨウのうた」 2006年
評価:★★
監督:小泉徳宏
小説原作:坂東賢治
脚本:坂東賢治
配給:松竹
主題歌:YUI『Good-bye days』
出演:
雨音薫:YUI
藤代孝治:塚本高
雨音由紀:麻木久仁子
雨音謙:岸谷五朗
松前美咲:通山愛里
加藤晴男:田中聡元
大西雄太:小柳友
遠山隆文:山崎一