映画「クローズド・ノート」 沢尻エリカの問題発言

2024年12月1日

映画「クローズド・ノート」を試写会で観ました。
あの「世界の中心で、愛を叫ぶ」の行定勲監督の作った映画です。

あらすじ

教育大に通う香恵は、引越先のアパートで前の住人が忘れていったノートを発見する。それは小学校の女性教師・伊吹の日記で、生徒たちとの交流や恋の悩みが綴られていた。バイト先で出会った画家・石飛への恋心を持て余していた香恵は、罪悪感を抱きながらも日記を読み進めていくが……。

まあこのキャッチフレーズなのである程度は覚悟して観ましたが、高校生作家の優秀な恋愛小説を映画にした感じです。

セカチューほど「プロモーションビデオであって映画ではない」ではないですが、まあそれに近いです。
なんか毒というか陰の部分も描いてくれないと、30過ぎには楽しめないです。

この映画の仕掛けの部分(わかる人には最初から予想した通りでしょう)はよかったです。
ありがちな部分を、ミスリードさせることで意外性を作っています。

まあそれ以外は、セカチューのようなゆったりとした回想話的ストーリーです。
現実のストーリーと並行的に進むので、観ている側も助かります。

エリカ様は見事に化けます。

でも、積極的にいろんな役をやっていかないと、今のルックスの間だけ、持て囃されて埋もれるという結果もありうるかと…。

邦画「クローズド・ノート」 2008年

評価:★★
監督:行定勲
小説原作:雫井脩介
配給:東宝
主題歌:YUI「LOVE&TRUTH」
出演:
堀井香恵:沢尻エリカ
石飛リュウ:伊勢谷友介
真野伊吹:竹内結子
可奈子:永作博美
山崎星美:板谷由夏
鹿島:田中哲司
池内ハナ:サエコ
喜一郎:中村嘉葎雄
夏目涼:黄川田将也
瀬川:篠井英介
君代の母:粟田麗
水原君代:山口愛
中沢正道:石橋蓮司