映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」 ホイチョイ作品

2024年11月21日

映画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」を劇場で観ました。

あらすじ

財務省大臣官房経済政策課の下川路功はある極秘プロジェクトを進めていた。それは、1990年にタイムスリップしてバブル崩壊を食い止めようというものだった……。プロジェクトのリーダー下川に阿部寛、彼によってバブル絶頂期の東京に送りこまれるフリーター真弓に広末涼子が扮する。

ホイチョイらしく、(当時)流行キーワードを取り込み、それなりに面白く仕上げるセンスはなかなかです。
ただ、傑作という領域まで作り込まないあたりも、ホイチョイらしいです。

そして、広末も広末らしい役をしていて、水着?や芸者姿までするサービスシーンもあります。

不満なのが、バブル当時の懐かしさ・仕掛けがかなり弱かったように思えます。
多分、この辺が作り手が遊び心をもって仕掛けることができる一番のポイントだったように思えますが…。
まあ、私がバブルがストライクな世代ではないのかも知れませんが。

それと、バブル当時でも大蔵省のエリートなら、そろそろやばいかな、いつまでつづくのかなという雰囲気はあったと思われますが、ね(阿部寛)。

どれを観ようかと迷うくらいであれば、選択肢に入れても問題ないと思われます。

邦画「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」 2007年

評価:★★
監督:馬場康夫
脚本:君塚良一
配給:東宝
主題歌:加藤ミリヤ「Eyes on you」
出演:
下川路功:阿部寛
田中真弓:広末涼子
田中真理子:薬師丸ひろ子
宮崎薫:吹石一恵
高橋裕子:伊藤裕子
田島圭一:劇団ひとり
菅井拓朗:小木茂光
玉枝:森口博子
芹沢良道:伊武雅刀