映画「ドリヴン」 スターロンとCG表現
映画「ドリヴン」を試写会で観ました
フォーミュラー・レースの入門プロモーションビデオ。
映像は美しく、映画ならでは派手なクラッシュ、そしてさらりと挿入される人間ドラマ。
速度が上がるほど視野が狭くなるという感覚を、CGを使って見事に表現しています。
ただ、そのさらりとした軽さが微妙なところ。
うまくまとめてあると言えばそうなのだけど、ちょっと物足りない感じがしました。
そしてCG部分、特に、後輪でコインを拾う(タイヤに貼り付ける)シーンが作り物っぽく気になります。
加えて、レースシーン。
抜きどころが、いかにも映画用のコマ割り重視で、 ちょっと現実的でないであろうことが気になります。
スタローン役の元妻役ジーナ・ガーションがとてもいい味を出しているのですが、後半ではその魅力を発揮することもなくなり、ちょっと残念です。
洋画「ドリブン」 2002年
監督:レニー・ハーリン
脚本:シルベスター・スタローン、ジャン・スクレントニー、ニール・タバクニック
配給:日本ヘラルド映画、松竹
出演:
Joe Tanto:シルベスター・スタローン
Carl Henry:バート・レイノルズ
Jimmy Bly:キップ・パルデュー
Beau Brandenburg:ティル・シュヴァイガー
Cathy Moreno:ジーナ・ガーション
Sophia Simone:エステラ・ウォーレン
Memo Moreno:クリスチャン・デ・ラ・フュエンテ